子どものトピックス TOPICS

「2025.4月感染症情報」

突発性発疹症

【どんな病気?】
突然の高熱と、解熱後の発疹を特徴とするウィルス感染症


【原因】
ヒトヘルペスウィルス6 または ヒトヘルペスウィルス7

【疫学】
乳児期に多く、0歳と1歳で99%を占め、2歳頃までにほとんどの子供が罹患する。
季節による流行はほぼ無く、毎年ほぼ一定の割合でみられる。

【感染経路】
(ヒトヘルペスウィルスは初感染後、体内に潜伏感染状態となり、断続的に唾液などに排泄されるため)
ほとんどの場合、親御さんや3歳以上の家族からの唾液・鼻水による飛沫感染・経口感染が原因といわれている。

【潜伏期(感染~発症までの時期)】
約10日間(母体から移行した抗体(免疫)が消えてくる6ヶ月以降に発症)
※感染しても発症しないこともある。(不顕性感染)

【症状・経過】
高熱が3日前後続き、解熱と共に全身に細かい発疹が出現し(※全身にびっしり出る!)、数日間で消えていく。
熱性けいれん、下痢、まぶたの腫れ、リンパ節の腫れがみられることもある。
通常、予後良好であるが、稀に脳炎・脳症、肝機能障害、紫斑病をおこすことがある。
解熱後の感染力はかなり低い。

【治療】
特効薬は無いため、対症療法(解熱剤や症状に対応した内服など)、こまめな水分摂取。
予防が特に問題となることはない。

【登園】 
解熱すれば可ですが、発疹が強く出ている間は機嫌が悪いことも多いため、機嫌・元気・食欲が良くなってからの登園がよいでしょう。