小児科について
小児科一般
子どもの一般的な病気に
幅広く対応しています
小児科一般では、発熱、咳、頭痛、腹痛、耳痛、機嫌不良、けいれん…と極めて多岐にわたります。けがをした場合や目や耳の病気などは、それぞれ専門の診療科または小児科と併せて診療を行います。とは言っても、症状だけからは判断がつかない場合が多々あるかと思いますので、どの診療科に受診すればいいかお困りの場合には、お気軽にご相談ください。
かぜ
子どもは大人に比べ抵抗力や体力が劣りますので、かぜをひいたときは受診ください。特に季節の変わり目になると増えてきますので、手洗いうがいなどの予防はしっかりとしましょう。
インフルエンザ
症状として特徴的なのは、治療をしていないと39度以上の熱が1週間ほど続き、熱が上昇するにつれて頭痛や筋肉痛、関節痛、だるさといった全身症状がみられることです。また、インフルエンザの流行期には安易にかぜと判断せずに発熱6〜12時間後を目安にお越しください。
夜尿症
夜尿症とは、「5歳以上で1ヶ月に1回以上の夜尿が3か月以上続く」ことを言います。「おねしょ」と「夜尿症」の違いは年齢です。乳幼児期の夜尿を「おねしょ」といいますが、5歳以上では「夜尿症」とされ治療が進められています。
小児アレルギー
お子さまのアレルギー症状に対して
適切な治療をご案内します
小児のアレルギーは、発疹、下痢、嘔吐、腹痛、咳、呼吸困難、鼻水、結膜炎など様々な症状で現れます。よくみられるアレルギーには、食物アレルギー、気管支喘息などがあります。一方で、成長とともに症状が改善・軽減していくことも多いのが小児アレルギーの特徴です。
食物アレルギー
原因となる食べ物を摂取後に起こるものを言います。赤ちゃんから大人まで幅広い年代で現れます。
食物アレルギーの関与する
乳児アトピー性皮膚炎
アトピー性皮膚炎の症状がみられる赤ちゃんでは、食物アレルギーを合併していることがあります。
食物依存性運動誘発
アナフィラキシー
主に学童期以降にみられるアレルギーで、特定の食べ物を食べてから数時間以内に運動をすると症状が現れるもので、比較的まれな疾患です。(中学生1/5,000人、小学生約1/20,000人)
気管支喘息(ぜんそく)
気管支喘息とは、様々な要因によって引き起こされる気管支の病気です。「ゼーゼー」「ヒューヒュー」といった喘鳴(ぜんめい)が聞こえたり、呼吸が速くあらくなる、鎖骨の真ん中やみぞおちがへこむ陥没呼吸といった症状を認めます 。
アトピー性皮膚炎
アトピー性皮膚炎は、良くなったり悪くなったりを繰り返す、かゆみのある発疹を主な症状とする皮膚の病気です。患者さまの多くはアトピー素因をもっています。乳幼児から成人まで、あらゆる年齢層で発病します。
乳幼児健診
乳幼児健診について
乳幼児健診は乳児の発育と発達を成長の節目ごとで確認し、病気の早期発見と予防を目的としています。また、初めての子育てだとわからないことがたくさんあると思います。ご家族の方の抱えている育児の不安や疑問を相談し、解決する場でもあるので、お気軽にご相談ください。
乳幼児健診・予防接種は、かぜなどの感染防止のため、月曜・水曜・金曜の14:30~15:30に時間を設けております。
※通常の診療時間内でも可能です。
乳幼児健診の内容
健診時期によって内容は異なりますが、主に下の項目をみます。
- 身長・体重・頭囲などの発育、また知能や運動の発達を評価。
- 先天性の病気や、異常はないか。
乳幼児健診の時期
9、10ヵ月健診を1歳の誕生日前々日までに受けることをすすめています。
健診の持ち物
乳児一般健康診査受診票、母子手帳、保険証、子ども医療受給者証の4点が持ち物となります。
市外の場合は、各自治体の決まりによって従ってください。