お子さまのアレルギー症状に対して
適切な治療をご案内します
小児のアレルギーは、発疹、下痢、嘔吐、腹痛、咳、呼吸困難、鼻水、結膜炎など様々な症状で現れます。よくみられるアレルギーには、食物アレルギー、気管支喘息などがあります。一方で、成長とともに症状が改善・軽減していくことも多いのが小児アレルギーの特徴です。
食物アレルギー
原因となる食べ物を摂取後に起こるものを言います。赤ちゃんから大人まで幅広い年代で現れます。
食物アレルギーの関与する
乳児アトピー性皮膚炎
アトピー性皮膚炎の症状がみられる赤ちゃんでは、食物アレルギーを合併していることがあります。
食物依存性運動誘発
アナフィラキシー
主に学童期以降にみられるアレルギーで、特定の食べ物を食べてから数時間以内に運動をすると症状が現れるもので、比較的まれな疾患です。(中学生1/5,000人、小学生約1/20,000人)
気管支喘息(ぜんそく)
気管支喘息とは、様々な要因によって引き起こされる気管支の病気です。「ゼーゼー」「ヒューヒュー」といった喘鳴(ぜんめい)が聞こえたり、呼吸が速くあらくなる、鎖骨の真ん中やみぞおちがへこむ陥没呼吸といった症状を認めます 。
アトピー性皮膚炎
アトピー性皮膚炎は、良くなったり悪くなったりを繰り返す、かゆみのある発疹を主な症状とする皮膚の病気です。患者さまの多くはアトピー素因をもっています。乳幼児から成人まで、あらゆる年齢層で発病します。