呼吸器に異常を感じたら
お早めにご相談ください
呼吸器内科とは呼吸にまつわる内容を診療し主に薬で治療する科です。呼吸器といってもなかなかぴんとこないかもしれませんが、身近な病気ですと、肺炎や気管支喘息などがあります。そのほかにも慢性閉塞肺疾患(COPD)や過敏性肺炎など様々な病気があります。
気管支喘息
気管支喘息は気管支に炎症が起こり、呼吸があらくなるアレルギー性の病気です。
肺炎
肺炎とは細菌やウイルスなどの病原微生物(病気の原因になる微生物)が肺に入ってしまったことで炎症が起きる病気です。通常、病原体が身体の中に入ったら病原体をやっつけるのですが、病気にかかっていて抵抗力が落ちている時や高齢のため、体力や免疫力が弱っている時などに肺炎を起こしやすくなります。
慢性閉塞肺疾患(COPD)
たばこ煙を主とする有毒物質を長期間吸入することによって生じる肺の炎症による病気です。重症になると呼吸不全に至り、息苦しさのために日常生活ができなくなったり、かぜなどをきっかけに急に症状が悪化すること(増悪(ぞうあく)または急性増悪)を繰り返すことになります。
過敏性肺炎
過敏性肺炎は、抗原の反復吸入によって起こるアレルギー性肺炎です。急性のものと慢性のものがあり、急性のものでは原因抗原から離れることにより回復しますが、慢性になると病変と症状は続き、進行することがあります。
非結核性抗酸菌症
非結核性抗酸菌症は結核菌とライ菌以外の非結核性抗酸菌で引き起こされる感染症です。
結核との大きな違いは人から人への感染はなく病気の進行が緩やかであること、結核の薬があまり有効でないことなどがあります。
肺結核
肺結核は、結核菌が肺に感染した感染症です。結核はあらゆる臓器に感染して障害を与える全身の疾患で、その中でも肺結核は代表的なものです。
禁煙外来について
当クリニックでは禁煙外来を実施しております。禁煙ご希望の方はお気軽にご相談ください。
なお、禁煙治療の保険診療には、基準が設けられています。この基準に該当しない場合には、自費診療による禁煙治療となります。